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幻想動物生態・リュウグウノツカイ

完全憶測で、いるんだかいないんだかよくわからん生物を紹介する。

◆リュウグウノツカイ

和名:
リュウグウノツカイ

生息地:


リュウグウノツカイは多くの歴史小説、文献などで知られるように、海洋上に現れる怪物の、少なくとも正体のひとつである。

その奇妙な体型、赤い触覚みたいなものもさることながら、数メートルにもなる体長は「巨大ウミヘビ」として目撃された事を伺わせる。
また、ニシンを率いて現れるという伝説から「ニシンの王」と呼ばれる。
ともかく、その特異さが目立つ魚類である。


さて近年、このリュウグウノツカイが浅い海域に頻繁に出現していることが、ニュースで取り上げられている。
このことを地殻変動による地震の前触れであるとか、もっと大まかに災害の前兆ではないかと心配する声も多い。

しかし、リュウグウノツカイ研究家達の間では、また別の議論が行われている。

それは「上がってきたリュウグウノツカイは弱っている」という点についての議論である。

事実、浅瀬に上がってきたために捕獲されたリュウグウノツカイは弱っている。
また、既に息絶え、死骸となって海上を漂うことも多いという。

この点について、一般的な理由は「むしろ弱ってしまったから浅瀬に流されてしまったのではないか」というものだ。
一方、研究家の大多数が挙げる問題点は驚くべきものだ。

「弱っていたら使いとしての役割を果たせないではないか」

すなわち、竜宮の使いであるならば該当者を竜宮へ案内しなければならないのに、弱っていてはそれができない、という問題である。



私たち日本人には、浦島太郎の話が血に溶けて流れている。
使いとはいえ、それは竜宮へ連れていくばかりではない。
何かを伝えようとするための使いなのではないだろうか。

研究家達はこのことを考慮しても、弱っているのは重大な問題であると指摘する。

「リュウグウノツカイが、竜宮へ連れていくための使いであるなら、そんな弱っているやつをよこす竜宮に対して、我々は挑発されていると言っても過言ではない」

「一方、竜宮から何かの情報を伝えるための使いであるなら、それはマラトンから走ってきた兵士と同様。竜宮で何か事件的なことが起こったと考えられる」


彼らはこう締めくくる。
「どちらにせよ、我々はリュウグウノツカイを竜宮の使いとは認めたくないものである」
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幻想動物生態・ゾンビ

完全憶測で、いるんだかいないんだかよくわからん生物を紹介する。

◆ゾンビ

和名:
ぞんび

生息地:
本土

ゾンビ職人の一日はカビの生えた紅茶の葉を取り除く事から始まる。

「一日のはじまりは、まじり気のない香りの紅茶が飲みたいのです」

ゾンビを作る人がカビの生えたものをとりのぞくのって、おかしいですね。

「ええ確かに。でも目指すところは同じなんですよ。純粋な、というか。ええ。」

そういって彼女は、ちょうど煙突のように地面から突き出ている金筒に近づき、手をあおいだ。

「まだですね。あの香りがしない」


この世界、無関係の人を勝手にゾンビにし、勇者にあてがう悪徳魔術師もいるが、彼女は生前、ゾンビ希望だった人のみをゾンビにしている。

「死んだらもうその遺体に自身はいないわけです。しかしせっかくだからその体を使って簡単な仕事でもしてこっちの世界に貢献したい。そんな人がわたしのところにやってくるわけです」

彼女の手で施されるゾンビは評判で、ほぼ生前と変わらないとされる。
もちろん生前の記憶はないが、基本的なコミュニケーションですらかわすことができるのだ。

「生前の記憶?。徹底的に排除します。なぜか?。これはわたしの仕事のコケンに関わります。」

「万が一、何らかの形で彼が自分がゾンビとして動いていることを理解してしまったとすると、その悲しみは計り知れないでしょう」

「それに、生前の彼を知る人が、彼の仕草ひとつでもそのゾンビから読み取れてしまったら、やはりそれは同じ事です」

「だから見た目だけです。彼が残っているのは。生前の記憶だけでなく、癖なんかも取り除きます。方法は企業秘密ですけど。」


痛みに激しさを増したゾンビは、その従事期間を終える。
彼女の徹底した仕事のためか、ゾンビたちを従事させていた人たちはそのゾンビに愛着を持つ。
だからそれを手放すとき、あたかも彼が再度「亡くなった」かのように嘆き悲しむという。

「泣きながらそこの碑に従事していたゾンビを埋める彼らを見るたび、悲しいですがこの仕事をしていてよかったと思うんです。そしてゾンビたちに対しても誇りが持てるわけです」


役割を終えたゾンビたちは大きな碑のもとに埋められ永世まつられることになる。
しかしそこから幾人もの腕がにょきりと出ていることは、企業秘密だそうだ。

幻想動物生態・忍者

完全憶測で、いるんだかいないんだかよくわからん生物を紹介する。

◆忍者

和名:
にんじゃ

生息地:
茨城県鉾田市

その知名度は非常に高いが、現実に存在している生物であるかどうかは不明であった。

「木のてっぺんに立っていた」「池から竹の筒が出ていた」などの目撃情報がある一方、「黒装束はごみ袋を見間違えたものである」という反対意見も根強く、多くの議論がなされた。

しかし2010年2月、一組の忍者が公共の場に姿をあらわし、現存する生物であることが確認されたのである。
彼らは言葉を解し、開口一番次のように語った。


「わたしたちは にんじゃじゃ ありません」


忍者であると確信していた関係者を驚かせるには十分だった。
なにせ彼らはあまりに忍者の風貌であったため、誰しも深く考えることなく、彼らを忍者であると認識していた。

質問についても、彼らの主張は一貫して非忍者的だった。


「これは しゅりけんでは ありません うろことりです」

「のうぜいを おこたっては いません」

「それが かんじき? きっこうしばり でしょう?」


黒装束をまとった彼らにどんな質問をしても、このようなありさまだった。

「だってあなたたち、黒装束着てるじゃないですか」
「これが じもとで スパークしています」


この期待を裏切る結果に、忍者への注目度は目に見えて下がった。
一部「川の近くで彼らを驚かせたら、水面を走って逃げた」との報告もあったが、後に誤報であることが確認されている。



ここで騒動はある局面を迎えた。
彼らが、東急ハンズで折り紙を大量に購入する姿が目撃されたのを最後に、完全に姿を消してしまったのである。


ここまでわずか数日の出来事であり、なぜ姿を消さねばならなかったのか。
そもそも彼らは忍者だったのか、なぜ姿を表したのかなど、現在調査が行われていることはニュースで知られていることだろう。


一説によると忍者のふるさとにて何か事件が起きたのではないかと推測されている。
しかし一方では、どうもごみ袋と間違われることだけはかんべんならなかったのではないか、忍者の注目度を下げるのが目的ではなかったのかとも考えられている。

幻想動物生態・たんころりん

完全憶測で、いるんだかいないんだかよくわからん生物を紹介する。

◆たんころりん

和名:
たんころりん

生息地:
日本全国に広く分布

柿の実を木にならせたままほうっておくと、実の重さに耐えかねた木が化けて歩き回り、柿を落としていく。

その奇妙な行動により妖怪とも思われていたが、その後の研究で「おじいさんのひとりプレイ」であることが示唆された。


2002年初冬、「クルミって大脳みたい」という発想から35年間人面樹の研究をしていた野分氏は、常々気にしていた「たんころりん」について本格的に調査を始めた。

まず日本中から「見知らぬ柿が落ちていた」案件を採取。
そののち信頼性の高いものについては現場調査を行うことで、以下の奇妙な共通点を発見した。


「柿の落ちている場所は、通学路が多い」
どうやら「たんころりん」は通学路を通ることが多いのである。

「たんころりんに化したと思われる柿の木があるお宅には、おじいさんがいる」
そしておじいさんたちは、一様に柿のことについては口を閉ざすのである。



氏はそれまで、たんころりんは妖怪であり、柿の実を落としていくのは帰り道が分かるようにするためではないかと考えていた。

しかし以上の共通点より、野分氏は以下のように分析をした。

柿の実は、おじいさんが早朝落として回っているのではないだろうか。

おじいさんが子供の頃は、柿の実といえば手ごろに入手できる果物。
しかしその「手ごろ」とは「柿どろぼう」の行為に他ならない。

よって、おじいさんたちと柿の木所有者との間では、柿をめぐるドラマが日々展開されていたのである。

しかし時代は変わった。
柿の実がなっていても、わざわざ他人のうちのものを盗もうとする輩はいなくなった。


「くぉうらぁ!! この悪がきどもがぁ!!」


おじいさんになってそう言うことを少々楽しみにしていたおじいさんたちは、庭に平然となる柿の実を見て哀愁を感じたのである。
そして少しでも柿に興味を持ってもらおうと、子供達の通る通学路にそれをまいたのではないだろうか。

これが通学路に柿が落ちていて、かつおじいさんたちが口を濁らす理由である、そう考えている。


ただ、不明な点もある。
おじいさんがどのようにして多量の柿の実を取ったのか、である。

確かに現在、ハイ枝切りパニッシャーなどを用いた、高い木につく実を取得する方法はいくらでもある。
しかし数が多いのである。

例えば足立区のある通学路では、柿の実が30cmおきに、整然と落ちており、事件当初は「新しい陳列方法ではないか」「ローラースケートの練習ではないか」などの憶測が飛び交ったくらいなのである。


この不明な点について、私は新たな仮説をたてた。
柿の木とおじいさんの間に、何かしらの非現実的なこ



?????
氏が行方不明となっている今、この書きかけの論文がどのような形で終わるのかは誰にも分からない。
飲みかけのコーヒーすら残る書斎に、柿の実がひとつ落ちていたことは何を意味しているのか。


今、氏の庭にある柿の木には、実がひとつもなっていない。

幻想動物生態・ジブンミタイナモン

完全憶測で、いるんだかいないんだかよくわからん生物を紹介する。

◆ジブンミタイナモン

和名:
ジブンミタイナモン

生息地:
日本全国に広く分布



2009年8月、滋賀の調査班が世界で初めて「ジブンミタイナモン」の捕獲に成功したニュースは、記憶に新しい。
「ジブンミタイナモンが、恐縮っス」など、さんざん人々に口にされてきた生物だったが、このときまではどんな生物であったかも知られていなかったのだ。

その日、調査員の橋本さんは、玄関飛び出ーのトーストくわえルックで献血に向かおうとしていた。
しかし、橋本さんには毎朝観察するアリの巣があったため、とりあえずそこに立ち寄った。
すると、そこに奇妙な虫がいるのに気づいた。

アリより一回り大きく、動きが鈍い。
それがあわただしく働くアリのあいだをふらふらしている。
それは何故かアリに攻撃されなかったが、一方で恩恵を与えているようにも見えない。

橋本さんはなんら気にせず献血に向かったが、献血中になんとなく「あれが「ジブンミタイナモン」なのでは」と思ったという。

?????
橋本さん

いやあ、献血のとき、手をにぎれって言われるでしょう?。
血管を浮かせるんですかね、それとも血の出がよくなるんですかね。
そこで私、看護士さんに「寿司をですか?」って聞いたんです。
その瞬間、ああ、あの虫が探し求めていたものだったんだ、って気づいたんです。
?????

さっそく献血後、調査班長のブブ・ぼらじる氏に連絡、捕獲に至った。

?????
ぼらじるさん

幸運でした。
ついに捕獲に成功したんですから「ジブンミタイナモン」を。
なぜこの虫が「ジブンミタイナモン」であるか分かったかって?。
この虫、すごく綺麗な声で鳴くんですけど、鳴いてる途中で、飼育箱の前で「ジブンミタイナモンが」って言うと、泣きやむんですよ。
間違いないですね。
?????

いままでこの生物が捕獲に至らなかった最大の原因は、その意味合いから、何か「ともあるき」や「ドッペルゲンガー」などの妖怪じみた存在と思われていたのが実は虫だった、という点が最たるものだろう。


現在、この虫について知られていることは、主に2点ある。

まずは、虫ながらに奉仕意識が高い、という点。
アリの巣でうろうろしていたのも、何か手伝おうとしていることが判明している。
しかしアリではないため、アリからは信用されず、結果めんどい存在であったと考えられる。

そしてこの虫で知られてることのもう一つは、人々が「自分を卑下するべきシーン」に出くわしたとき、あたかも自らを蔑むようにみせかけるために馬鹿にされる、悲劇の虫という点である。

今後もその研究が進められることだろう。



だがしかし、この「ジブンミタイナモン」。
現在、その研究は思うようにいっていないという。

数日後、捕獲された「ジブンミタイナモン」は脱皮後の殻だけを残し、飼育箱から忽然と消えてしまったのである。

幻想動物生態・ネッシー

完全憶測で、いるんだかいないんだかよくわからん生物を紹介する。

◆ネッシー

和名:
ネッシー

生息地:
イギリス・スコットランド北部
日本・熊本県



ねつ造であるとの報道がされた今でも、ネッシーの人気は衰えを見せない。
そんなネッシーが、日本にも生息していたとしたら、どうだろう。


その日、熊本県のある町に住んでいた広瀬浩三朗さん(仮)は土手を散歩していた。
ふと横に通っていた水路に目をやると、そこには体長15cmほどの黒い物体が動いていたのである。

そのとき、広瀬さんはすぐにそれが生物であり、しかも見たことのあるものであることを確認する。

「恐竜の図鑑で見たことのある奴だ」

その生物は広瀬さんに気づいたのか、首らしき部分を持ち上げる動作をしたという。

それに身に危険を感じた広瀬さんは持っていた棒でその生物を殺し、日本のネッシー研究家であるドリーム☆ムラカミ氏に鑑定を依頼。
それがネッシーと認められることとなった。


そのネッシーと目される生物は、蛇のような首部分がどっしりとした体についており、その体からは葉のようなヒレが生えていた。

また全身は暗褐色で、光沢を放つが、間近で見ると細かい鱗で覆われていることが確認できたという。
その体の大きさから幼体であると考えられるが、発見場所である水路周辺に大きな沼などがないことから、この大きさで成体であるとの意見もある。
(この個体は詳細な解析がされる前に猫がくわえていってしまったため、器官の発達状態などがわからなかったのだ)


この事例はきわめて興味深いものではあるがその後、その生物が再度発見されていない。
そのため、日本でネッシー発見という大事件にも関わらず、その認知度は低いものとなっている。

また、後日発見者である広瀬さんが強盗容疑の疑いで逮捕されたことも、この記念すべき事例に水を差している。

当時、近隣では強盗事件が発生していたのだが、ネッシー発見の新聞記事を見た調査員が広瀬さんのコメントに注目。
「ここのネッシーを殺すところ。「持っていた棒」って、おかしくね?」と疑問を持った。


大人が棒を持って、土手を・・・?。


その後の調査で、棒を強盗目的で用意していたことが判明したのである。

幻想動物生態・枕返し

完全憶測で、いるんだかいないんだかよくわからん生物を紹介する。

◆枕返し

和名:
まくらがえし

生息地:
全国

夜な夜な寝ている人のそばに現れ、気付かれないようにその人の枕を裏返すことが生態の全てで、哺乳類。
今まで研究されたことがなく、ほとんど妖怪扱いであった。

しかし2009年3月、住宅街に出没したハクビシンを捕らえる目的で設置されたオリに枕返しが偶然にかかったため、その存在が明らかとなった。


見た目は頑強な猿のようであるが、言葉を解し、外見上のオス、メスもあるようだが、まだ研究は進んでいない。
よって、枕返しで哺乳類であることは、その外見と本人の申告によるところが大きい。

ただ確かなのは、夜行性であることと、枕を見るとひっくり返すことである。

実験を行ったところ、枕返しは俊敏な動きで寝ている人の枕元に立ち、以下の動作を行うことがわかった。

?人差し指で寝ている人のまつげを触る(小刻みに指を動かし、何度も触る)。
?まつげを触る行動を2秒ほど行う。
?人の頭をそっと持ち上げる。
?持ち上げていた人の頭を放す。
?人の頭が枕に到達するまでの間に、すばやく枕を半回転させる。
?人差し指で寝ている人のまつげを触る(?と同じ)。
?侵入口から逃走する。

その素早さ、そもそもなぜ枕を返すのか、それらも研究題材ではあるが、現在は主に?の行動についての研究が盛んである。
なぜもう一度、人が目覚めているかを確認する行動をとるのか。
まだ分かってはいないが、何かしら枕返しのプライドに関係すると思われている。

これに加え、今後は固定された枕や、その材質による行動の変化が研究されるだろう。


ちなみに、枕返しは全国に幅広く生息しており、その数もすごく多いことがわかってきた。
どうやら家一軒につき2匹、常にペアを組んで生活しているようである。

なぜ今まで枕返しの存在が気付かれなかったかという理由のひとつが、ここにある。

本来、枕が反転しているのであれば、翌日気付く人も出そうであるが、枕返しは2匹いるため、夜中のうちに半回転→もう一度半回転となるため、見た目何も変わっていない。

要は、一夜のうちに「枕返し返し」が行われているため、そのことに気付く人がいなかったものと考えられている。

幻想動物生態・クリボー

完全憶測で、いるんだかいないんだかよくわからん生物を紹介する。

◆クリボー

和名:
くりぼー

生息地:
愛知県

足がはえ、緩慢だが移動も可能なキノコの一種。
キノコのかさ部分に目やまゆ、口があり、人の言葉を解すようなしぐさも見せる。

このような特徴からもわかるように、キノコでありながらその生態はかなり動的で、栄養を率先して獲得しようとする。

自然界ではトカゲやねずみなどの小動物を捕食していると思われるが、絶対的な生息数が少ない上、発見されたときは大抵踏みつけられた死体であることが多いため、その詳細は謎となっている。


上目づかいが非常にかわいらしいため、本来は踏みつけられることは少ない。

しかし、思い切り踏みつけると軽快な音を発するため、それが目的で殺傷されることもある、悲劇のキノコである。
また、毒もなく、目のまわりが美味であるため、それも生息数の減少に拍車をかけており、愛知では「キノコ王国を取り戻そう」キャンペーンを影で実施している。


目があるとはいえ、その性能はさほど高くなく、明暗が分かる程度である。
一方、目の上についた立派なまゆについては、その用途は不明。

一時は目を保護する機能を持つと思われてきたが、それほど性能のよくない目を、あんな立派なまゆで防御する意味合いが見出せないとの意見が、今は主流となっている。

口は肛門を兼ねており、「何かを口にしようとしているクリボー」の写真を見て、それが食事中か排泄中かを見極められることが、専門家として求められる一番の能力であるとされている。

ところが、その正解率は10数%と、なぜか50%を切るため、専門家の間では「クリボー一不思議」として、特に話題にならない。

幻想動物生態・メドゥーサ

完全憶測で、いるんだかいないんだかよくわからん、今回は正直いない生物を紹介する。

◆メドゥーサ

和名:
へびがみにょろり

生息地:
ヨーロッパに、広く浅く分布

姿かたちは人間の若い女性であるが、その髪が全てへびであるという、珍しい生き物。
食性、生態なども人間と同じで、言葉も解すが、その恐ろしい姿ゆえ、それを見たものは石になると言われている。

※あまり知られていないが、彼らにはオスメスの区別がちゃんとあり、男のメドゥーサも存在する。
しかし、男のメドゥーサは髪がへびではなく、外見上人間のそれと見分けが付かない。
一応へびもいることはいるのだが、いるところがいるところなので、まぁ諸都合により、今回は触れない。

卵胎生であるが、卵から生まれたばかりの姿は、確認されておらず不明である。
誕生して半年くらいの個体は、肌の色は緑色であり、ときどきニカっと笑うことが観察されている。

その後、幾度かの脱皮を繰り返し、ほぼ人間の姿となる。
脱皮が近づいたとき、皮がはがれやすいように、体をぱしぱし叩く行動をするため、人間と区別しやすい。

奇妙なことに、最大の特徴である「へびの髪」は、幼少より髪の毛の手入れを怠った個体が、より太く、へびっぽくなることが知られている。

一方、小さい頃から手入れをしていたものは「へびの髪」が細くさらっさらで、へび自身もおとなしく、ほとんど人間の髪と同じになる。
さらに、本人もメドゥーサであることを忘れてしまうため、特に脱皮を終えて体を叩かなくなったものは、ただの人の様相となる。

かろうじて、ふけが多い(へび一本一本の脱皮のかす)くらいしか、違いがない。


一方、髪の手入れを怠ったことにより、恐るべきへびの髪を獲得した個体であるが、メドゥーサ種内の考え方としては、手入れを怠ったという事実もあり、へびが太ければ太いほど、だらしないやつであるというレッテルが貼られてしまう。

へびも、太ければ太いほど自我を持つらしく、共食いなどを始めたらクシ(歯が2?3本しかない)も通らず、大変である。

だらしなく、大変。
そういう個体が、神話の中に登場するわけである。



さて、冒頭でも紹介した「見たものは石になる」について、最近の研究により、色々なことがわかってきた。
まず、メドゥーサを見たら必ず石になる、ということが誤りであることが判明した(1989/エドッチ)。

これは、もちろん髪の手入れをしていた個体では石にならない、ということもあったが、それだけでなく、かなりへびへびしている個体についてもそうであった。

この原因を探るため、研究中に石になってしまったエドッチに代わって調査を続けた今井博士は、ある検体の言葉に注目した。

検体「いやぁ、メドゥーサっていうから怖かったけど。見たら案外イケてましたよ」

この検体に提供されたメドゥーサは、かなりド級だったが、検体にしてみれば、結構いいかも、だったのである。

今井博士は以下の結論に達した。

「メドゥーサの石化能力は、相手の嗜好に依存する」

だらしないメドゥーサにしてみれば、自分に恐怖を抱くようなものを石化させることで、自分を嫌いな異性の絶対数を減少、好いてくれる異性だけを残すというメリットもあるが、異性が少なくなるとさらに寄ってくるやつがいなくなるのでは、というデメリットもありそうである。

この結論で重要なのは、一般的に知られている「メドゥーサの狩り方・鏡編」が万能ではないことである。

要は、相手のメドゥーサが「私、美人というよりは、かわいいほうね」とか思っているタイプであると、鏡で自身の姿を見せても石化の効力は望めない、ということである。

この方法で石化するのは、鏡を見せたときに「あぁ、私何度見ても、やっぱりへびがみだわ・・・。ちょっと、ないでしょ、このご時世。へびがみ」と憂うようなタイプのみである。

自分を、どちらかというとかわいい寄りであると思っている、だらしないメドゥーサに対しては、鏡よりもヴァンサンカンなどを与えた方が効果的である。

「へびがみの人、いないじゃない!!」とかなる。

ともあれ、だらしないメドゥーサは、このようにして自分を好く相手を探していることが示唆されたのである。

これらの情報は全て、エドッチと今井博士の研究のたまものである。
石化してしまった彼らは現在、何かを抱えているような格好をした状態でポリグリップ博物館に保存されている。

幻想動物生態・つちのこ

完全憶測で、いるんだかいないんだかよくわからん生物を紹介する。

◆つちのこ

和名:
つちのこ

生息地:
日本

頭部はマムシに似ており、外見もヘビを連想させるが、とにかく胴体が太い。
体に対する頭部の比率もヘビより高く、ちょうど胴体の太さほどもある。
よって、直径が一律である、円柱のような姿をしている。
大きさはせいぜい50cm程度である。

捕獲例がまだなく、目撃例も少ない。
目撃情報をまとめると、以下のような特徴が浮かび上がる。

・水辺よりも、山林に生息する
・1mほど、高くジャンプする
・シューと鳴く
・ジャンプするとき、「んっ!!」と言う
・いのししを瞬時に動けなくさせるような毒をもつ
・ヘビのように脱皮する
・ヘビのように日光浴をする
・ねずみを食す
・横にくねらせる方法(蛇行運動)ではなく、直進運動(直進爬行)で進む
・目が光る
・逃げるものを追う習性がある
・漂白剤のようなにおいを放つ
・胴体にたてがみを持つ個体の目撃情報がある
・落ち葉で身を隠そうとする習性がある
・全身のうろこが波打つ
・口から赤い液を飛ばしてくる
・大きな音を立てると、ひっくり返って動かなくなる
・首に輪ゴムが食い込んでいる
・ビンに詰まっている
・尾に洗濯バサミをつけている
・まぶたにマジックでらくがきをしている
・胴体の側面をこちょこちょすると、気持ちよさそうにする
・尻と思われる部分に割りばしを刺している
・胴体にシールを貼っている
・家庭用ビニールプールを膨らませるのに、誤って使用されている
・虫かごに入っている
・子供用自転車のかごに入っている
・子供が背負っているリュックから、顔を出している

以上から、その特異性、危険性もさることながら、あんがい子供には捕まってしまっている可能性が示唆されており、本生物の調査において、捕まえた子供への接触が急務となっている。

また、つちのこが通ったとされる跡をよく観察すると、小さな足跡がたくさんあった、という報告もある。
このことから、
・つちのこの腹には足がたくさんついていて、それで直進する
・小さな人が、大勢で獅子舞のようなことをやっている
ということが考えられている。

捕獲例がないにもかかわらず、これほど知名度の高い生物も珍しい。
さらなる研究のため、一刻も早く、捕まえた子供を確保することが望まれる。
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