余生

余生を送る。
どうにも惰性で終わります、という感じがしないでもない。

しかし考えてもみると、人間次の1秒あとからすでに余生が始まっているとも言える。

「じゃあ俺、余生はオムライスで過ごすか」

こうすると「お前ずっとオムライス食べるんだからな!!」とツッコまれそうだが、安心してほしい。

次の日は「余生はカレーでいくか」と言い直せばいいのだ。

余生とはいえ、その生き方を変えてはいけないという法はどこにもない。


「失意の斉藤さん。今後は余生は静かに過ごすつもりである」


こう方針づけたからといって、飲み屋で騒いではいけないことはない。

少しくらいはいい。

「うそそれめっちゃ俺と趣味合ってんじゃーん!!」
「いいのそれ俺話すとすげー長くなるけど!!」
「うわそれ超いい感じに持ってってるよー!!」


斉藤さんは余生を満喫中である。

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