準備中その2

昨日から。

【あらすじ】
ある駅で「準備中」のシールだけが貼られた無地の看板を見つけた。
たぶん準備してないと思うが、どんな感じなら「準備中」っぽくなるのだろうか。

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例えば、下書きっぽい絵の上に準備中の貼り紙をしていたらどうだろうか。

下書きの存在によって、今後必ず新しい看板ができあがるのだ。
その準備をしているのだから、準備中なのだ、と。

しかしこれは難しいところだ。
下書きがあるということは、これは準備中というよりはもはや絶賛進行中である。

そもそも、準備というものは水面下あるいはそれに準ずる感じで行われるものである。
表立って進行が進んでは、準備中ではない。

これは、例えば準備中の看板にはしごをかけていたとか、看板近くにハロゲンヒーターがついていたとか、生活のあとがあったとか、お弁当がまだあたたかかったとか、交通整理の警備員さんがいたとか、頑丈な柵で囲まれていたとか。

先日の「お店における準備中」では何となく準備中だったんだ、という感じの物でも、看板の話になると、どうも全てが、進行中の範疇に入ってしまう気がする。

これは、お店の準備中が、準備中という静的な状態のままでも問題ない事もある点と、看板ではかならず動的(描かなくてはならない事)な状態になるという点の違いだろう。
なに書いてんのか分からなくなってきた。



では、これはどうだろう。
「両側の看板の更新度が非常に高いなかの、真ん中の準備中」

これは結構いいと思う。
両側の更新の頻繁さを考えると、この一帯の広告パワーは優れているようだ。
そのなかでひとつ、準備中となった看板。

これとて人気のはず。
準備中となっているからには、そりゃ準備してるんでしょうよという感じである。



最後。
昨日まで貼られていた「準備中」の貼り紙がはがされている。

一番「準備中」な気がする。
となると「準備中」の貼り紙ははがされる瞬間から「準備中」になりえるのであって、その貼り紙はなかなか美しい事になっているみたいだ。

知らなかった。

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