模索の休日

年末だ。
近所の神社が年明けの準備をし、提灯が照らされるようになった。

日も沈んであたりが真っ暗になったころ、林のなかにその灯りが見えてすごくいい感じだ。

この神社には、除夜の鐘がなるころに自転車で行き、どのくらい人が並んでいるのかを確認するのが年課になっている。

鳥居を抜けて行列を見て「混んでる混んでる」とうなずき、すぐ帰る僕を変な目で見る人もいたが、今年はどうだろうか。
混んでいるだろうか。

神社の近くの水路には10センチくらいの魚がいっぱいいて、その腹がときどききらりと光るのもいい。
しかし今は夜だから、あまりよく見えない。

僕も心のどこかで、あー火竜の逆鱗取りたいなどと思っているため、純粋ではない。

年末年始は休めるのだが、経験上ちょい長休みはむしろ疲れるということを知っている。
せいぜい自転車で1時間くらいうろうろし、一蘭にでも行く感じになりそうだ。

それとも山のほうにでも向かってみるか。
冷えきった空気を吸うのは、肺とその空気との境い目がわかるようで楽しいし。

何か話を考える手もある。
カレンダーも全然できていないし。

でもだらだらしてしまうだろう。

なんたって、僕は火竜の逆鱗が取りたいらしいから。

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