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安全喪失感甘受

何となく「ツタの絡まる電車」のイメージが出てきた。
映画か何かであっただろうか。

まず、涼しそう。
流行のグリーンカーテンっぽいし。

そして走りにくそう。
そもそも走れるだろうか。

そして走れたとしても、ツタが車体から外れそう。
そのさまは「襲ってきたツタのトンネルからどうにか出てこれた電車」みたいになるかもしれない。


と、実用面はさんざんだけれども、見た目はなんかいい。

いつぞや書いたことあるかもしれないが、僕は人工物が自然のものに囲まれる、あるいは浸食される。
そういうイメージに弱い。

群青学舎という漫画がある。
これの、ある回の場面がいい。
教室が草花で覆われるそのシーンは、もし誰かがこの漫画について僕に尋ねてきたとき、こう答えさせるに十分な印象を与えた。

「僕にとって群青学舎とは、1巻の20、21ページの見開きです」
「僕にとってパンチパーマとは、ホコリ髪の毛を絡めとる常備型クイックルワイパーです」


他にもそういったものはある。

古いところだと「猿の惑星」か。
何気にちゃんと見たことないかも知れないが、ラストに例の人工物を見いだして「ここ地球じゃん」が判明するシーン。

別に伏せなくてもよかったが、とにかく人工物が埋まっていてくれてよかった。
ちょうどの埋まり具合なんだ、あれ。
あれ以上埋まっていても、より出ていたとしても僕の「人工物が自然のものに浸食される」感覚は反応しなかっただろう。
ほんと、ちょうどだあれ。

最近だと、ラピュタの空中都市もそうだし、ファイナルファンタジーの10あたりでも荒廃した都市が出てきた。
世界樹の迷宮ではビルが緑まみれだったし、こないだいった北海道では錆びた鉄桶に守られるようにたんぽぽが一輪咲いていた。
全然読まないが、ローテクノロジーを扱ったSFなどにも垂涎のシーンがありそう。

廃墟の好きな人がいるが、それと似たようなことかもしれない。
廃墟に出向かない分、よりお気楽な喪失感甘受とも言えそうだが。


では最後、廃墟の好きな人へ。

「廃墟に行くときは猿の惑星の猿を。彼らの足は、ホコリ髪の毛を絡めとる常備型クイックルワイパーです」

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