なぜか台北 その40

【あらすじ】

台湾旅行。

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台湾の「北竹」駅から次の駅への歩行大作戦が、歩行者にやさしくない台湾政府の政策により失敗。
しかたなく、もと来た道を戻る事にする。

この1時間半はいったい何だったのだろうか。
結果的には「北竹」あたりで1時間半、座っていました。
「北竹」あたりで1時間半、考え事をしていました。
「北竹」あたりで1時間半、コンクリートブロックの中から化石を探していました。


そういうこととあまりかわりはなく、いやずっと歩いていたじゃないというにしても、そこで目の当たりにしたのはアイスを食べながら接客するコンビニ店員、仄暗いトンネル、蛍光色の何かの卵、川辺の畑。

これらは「そうでもない」。



多少道を間違えながらも駅付近に到着する。
作戦前には開いていなかった店も開業しているようだが、もはやそこにどうこうする力もなく、ただホテルでシャワー浴びてスライムつむりのレベルを上げたい。

そのくらいの要望しか、僕の頭の中には残っていなかった。
あとは蒸発してしまった。


ただ、これは結果的には「北竹」におけるイベントの最たるもののひとつになったのだが、駅の駐輪場。
とは言っても駅付近に大量に自転車が止まっているという箇所なのだが、そこでおもむろにねずみを見た。

ねずみは白昼現れるにはあまりに大きく、一瞬ねずみじゃない、何か別のほ乳類なのではないかと勘違いしてしまったほどで、いわゆるラットの類い。

焦げ茶色したそれは、それほど悪びれる様子もなく堂々とコンクリートに開いている大きな亀裂に入っていく。

日本でも繁殖力と悪知恵を持つでかいねずみで住民が困る、というニュースがやっていたが、台湾でもそういうねずみがいるのかもしれない。

あれは、猫の手には負えない。
そのくらい大きく、関わり合いを持ちたくない風貌だった。
おそらく僕があれをはたいたら、僕はレベルアップできる。
しあわせのくつを履いて歩くのよりかは効率がいい。

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