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こぼれだまシフト その1

僕が最近、これは確実だなと思えるようになってきたことは「こぼれだま」という言葉は「サッカー」が生まれたあとの言葉であるということだ。

あの、「こぼれだまを誰某がシュート!!」という、あれである。

当たり前なことではあるが、結構意識していないと忘れがちな感じもする。
意識が必要である。

そして同時に、「こぼれだま」の定義はなかなか難しいのではないかという点についても気になってきた。


例えば野球の「隠し球」。

これも「こぼれだま」と同様、「野球」が生まれたあとの言葉であろう。

それはそうだ。
もし、「野球」が生まれる前から「隠し球」というものがあったとしたら、それはどんなものか。
想像すらつかない。

いや、うそである。
想像つかない訳ではないが、想像した多くが、語るにはあまりに爆笑問題の二人に足を向けて眠られないことであり、申し訳ない。


まあそれは置いておいて、「隠し球」はわかりやすい。
まず、人類の半分がね。


ああ、置けていない。
それはひからびて引っ付いたみそ汁のわかめのように、僕の心にへばりついてしまった。


それでも涙をこらえてそれを置き、「隠し球」がいかに定義しやすいかというと。
それは「隠し球の行為」以外に「隠し球」と言えるものがない、というところだ。


野球選手、主に守っている方のチームの誰かが、おもむろに球を隠すのである。
これ以外、「隠し球」に相当する行為は、日本では知られていない。

すなわち、今日あなたがすること全ては「隠し球」ではないとほぼ断言できる。
かなり突飛な事をしてくれてもかまわない。
それも「隠し球」ではないから。

そういう点でも、我々は「隠し球」を「隠し球」以外のものに勘違いする事はない。


ところが「こぼれだま」である。

っていうか、長くね、これ。
次回。

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