忘れるということ。

携帯電話の通話エリアの拡大は「電波の通じるところを探しまわるふりをして、飲み会を抜ける」という平和的な帰宅方法を社会から排除した。

それを受け、全国にいる飲み会を抜けたい人々は「なくした携帯電話を探しまわるふりをして、飲み会を抜ける」という危険な行為をせざるを得なくなってしまった。

このため、日本における忘れ物ランキングでは、携帯電話は第一位。
なくしたふりをしたものが、本当になくしてしまうという皮肉めいた結果を表している。

二位が久しく使っていないネットショップのID、三位が小学生の水着バッグだという。

忘れ物常連の上記のものを差し置いている点から見ても、第一位というのはいかに飲み会を抜けたい人々がいるかを如実に表している。


ということで最近、飲み会が多い。
それを、僕は携帯電話を失う事なく、参加し続けているのである。

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