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一兎

刑事ドラマのサブタイトルなどで見られる「なんとかを追え!!」というのが気になる。

推理サスペンス
品川連続強盗事件
赤いバッグの女を追え!!

みたいなやつだ。


これは、捜査班の偉い人が「もう確実に赤いバッグの女が何か知っているはず」と確信。
捜査方針の決定を強く意識し、そして意識させる効果的な言い方である。

しかし、この「追え!!」は、その対象の階層を下げていくと困った事になってくる。

例で考えてみると、こうなる。



推理サスペンス
品川連続強盗事件
赤いバッグの女のコートに付いているベルトを追え!!


確かに、追っているものは結果的にそれほど変わらないため、問題はなさそう。
しかし、実際捜査する人から考えてみると、より条件が狭まったため探し出すのが難しくなりそうな感じもする。


「あ、あの人赤いバッグ持っているが、コートのベルトをちゃんと締めているから対象じゃないな」


もちろん「赤いバッグの女」だけでも、別の全国の「赤いバッグの女」全員を対象にしているわけではないのだが、どうも「追え!!」に詳細情報を載せれば載せるほど、「それは言わなくていいんじゃない?」という気がしてくる。


推理サスペンス
品川連続強盗事件
赤いバッグの女を背中のほくろの数を追え!!


もう捜査員、絶対「赤いバッグの女」と親密な関係にならなくちゃだめじゃん。
いいよほくろの数は。

そんなことばかりをしていると。


「品川連続強盗事件を負え」


責任転嫁が横行する、未解決事件になりかねないぞ!!。

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