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トローチング

僕はバファリン子供用の、オレンジ味が大好きで、頭痛があるわけでもないのに食べて、よく叱られた。

その、バファリン子供用の過剰な摂取は、何かしら現在の僕に影響を与えているのかそうでもないのか。

それは分からないが、驚愕したのは「今でもトローチを噛んで食べてしまう」ことに気づいた今冬のある日であった。

喉に違和感をおぼえたとき。
トローチは、母方の祖母に言わせると「喉がすーっとする」。
また、咳が収まったりと、トイレットペーパーのミシン目くらい、活躍する。


それにしても、母方の祖母ほど「喉がすーっとする」要素が多い人間もいないだろう。

確か、サイダーを飲むとき、いつも「喉がすーっとした」と口にする。
ハッカ飴をなめても、そもそもすーすーしないタイプの飴であったとしても、「喉がすーっとした」。

あの調子ならうどんをすすっても「喉がすーっと」するだろう。
言い換えれば、彼女はあまりに普段「喉がどろっどろ」なのだった。


それはさておき、トローチなのだが、あれは妙においしい。
よく味わってみると少々漢方薬のような、妙なかぐわしさを放つが、何かおいしい。

いや、あれは漢方薬だろうか。
もっと無機質な、まあ何か病原菌を殺してくれそうな。
そんな風味だったような気がする。


とにかく、トローチは、噛んではいけない。
しかし噛んでしまったのなら、せっかくだからよく味わってくれ。

そしてその味が何だったのか、教えてくれ。
何の味に似ていたのか。

ただ、もしあまり味がしないようなら、それはあなたの舌が病原菌ってことだろうけどな!!。

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