リンケージ、呪う。

何かを呪うということは一見、許しがたい卑劣な行為であるが、程度によってはどんな人でも日常的に呪ってしまっているのではないか。

「えっ、今みんなキャンプ行ってんの?」

もう耳を塞ぎたくなる人がいるかも知れないが、これである。

「えっ、今みんなキャンプ行ってんの?」

誰しも昔経験した、あの感じの事象である。
こんな経験はした事ないという人を、僕はあまり好かない。


さて、このとき「なんだよー僕も誘ってけよー」という感情を「呪っている」と感じる人は少ないだろう。
しかし考えようによっては「自分を呪っている」という点で、呪うことは行われている。

なんで俺はキャンプに必要な、あるいは誘いたくなるスキルがないのだろうか。
確かに、自分を呪うくらいしかない。


一方で、「あいつらなんか」という負の感情を持つ人もいるだろう。
単にそれを直接的な行動に移さない限りは、他人との関係に不具合が生じるとも思えず、どこかしらでそんな考えは発生してもおかしくはない。

ただ、先ほどの「自分を呪う」というやつに比べるとだいぶ「呪い」っぽくていい。


もっと真っ向に「あーもう呪う!!」という人もいるだろうか。

キャンプで火種をなかなか見つけさせない呪いなどは、この場合実用性が高そうだが、やはりそんなことで人を呪うのはどうか。

人を呪わば穴二つというはひとつは自分の墓穴のことらしい。

火種を見つけにくくした呪いの代わりに、自分には「永遠に耳かきのカーブがフィットしない」という呪いであるかもしれず、これはあまりに差がありすぎるが、どこかにいるだろう「呪いマイスター」としてはどちらも呪いであることに変わりはないと判断するだろう。

多少なりとも呪うというのは止めておいた方がよさそうだ。
僕はどこかで粗相をしたのか。
耳かきのカーブの点について「以前書いた事を忘れてしまってまた書く」という呪いがかかっている模様。

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