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リンケージ、ゴーグル。

夏休みはよく、九州の田舎へ一人で送り込まれた。

そこは、目の前はゴンズイ玉がうごめく海、後ろは野犬が闊歩する山。
せっかくの田舎なのだが、郵送でファミコンを取り寄せ家にこもる要素満載の環境だった。

それでも生来、自然が好きなのだろうか。
生き物を求めて海へ潜ったりしていた。

海の中はテレビで見る、どこぞの海とは違って透明度はそれほど高くない。
しかし生き物はたくさんいて、見ていて飽きない。

ただ、それを邪魔するのが「ゴーグルの曇り」。

祖母から与えられたものは相眼のものではなく、ちょうど「あまちゃん」がしていたようなもの。
ごめん「あまちゃん」見てなかったからどういうのか分からないが、ともかく大きな、両目と鼻を覆う事のできるガラスタイプの物。
これがよく曇るのだ。

適度に海水を入れて洗うのだが、またすぐ曇る。

そのことを祖母に話すと、その対応策を教えてくれた。

「そこらの海藻でガラス内側をこする」
どのような効果があるのかは不明だが、僕はそれを実行した。
潜っている最中、目の前をちぎれた海藻が漂う度に潜行を一時中断。
内側をこすった。

これ何がすごいかというと、祖母が自信ありげに話してくれたこのことは、それほど効果がなかったことだ。

こする海藻を間違えたのだろうか。
それとも、祖母が海藻だと思っていたのは、どこかの会社が提供する「クモリトレール」的なやつの試供品がたまたま海藻の中に埋もれてしまったものだったのだろうか。

ともかく、僕はいつか効果があると海藻でこすり続けた。
結果、肌はつるつるになったりはしなかったが、何となく海に潜る時、海藻が視野にないと潜った気にならない性質になった。

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