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スイカバー

チョコレートは溶けてるっぽい状態が一番おいしいと考えているため、本当に「スイカバー、種を表現したチョコ」には閉口する。

何を考えているのか、と思う。
オリジナルであるスイカだって、種は捨てる部分じゃないか。
種無しでいいじゃないか種無しで。

怒りの収まらない僕は、近くの湖までドライブすることにした。


スイカバーを志村けんが食べたらどうなるのかな。
種の部分は食べる方?飛び散る方?。

未熟な種を表現するためにホワイトチョコも入れたらいいのに。

スイカバーを集めて球状にできないかな。


湖について、ダムや貯水の事を教えてくれる小さな博物館を歩いていると、怒りは疑問へと変わっていく。
鮎の産卵を紹介したコーナーでその疑問は一つになった。


「なぜ生物は生き、子孫を残し続けていくのか」


答えはともかく、なんとなく「種はないと困るな」と帰路につく。

コルヒチン処理で染色体異常のスイカが少しかわいそうな気がするし、一方で遺伝子操作されたコーディネーターはむしろ種できちゃったみたいと、遺伝子と種の関係は複雑すぎて、帰路また怒りが湧いてくる。

そういうことで僕は、少しだけ遠回りして帰る事にしたのである。

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