ポンチョ

日本人にとってはどうも抜けた感じだ、ポンチョという言葉は。
しかし、なかなか便利なところもあって、最近よく着ている。

まず、袖に相当する部分がなく手を外に出しにくいため、日常生活の多くの動きを制限される。
少なくとも鍛錬に時間を要する。
この点は、便利ではない。

そしてあまり着ている人を見ない。
なんかだらしなく見える。
これも便利な点とは離れているか。

あれ、あんましないな便利な点。


僕が便利だと思う唯一無二のことは、「手の動作がばれない」である。
これはポンチョがマントのような構造だから、例えばポンチョの中で上着のボタンを開けようと、あやとりしようと、寒さを凌ぐために腕組みしようと、汗の具合を確認するため脇に手を入れようと、外見では気付かれないのである。

いや、少しポンチョがこんもりするかも知れないが、少なくとも「自分今脇に手を入れてます」を全面的に押し出さなくてすむ。
これはいい。

こないだ助かったのが、たまたまその日は「勝手にチャックが開いてしまうズボン」を履いていたのだが、計3回、誰にも気付かれる事なく、ポンチョの中でチャックをクローズする事に成功した。

もちろん、これはクローズの回数であって、「チャックが開いているかどうかを確認するため、股間に手を当てる」動作も含めると、なんて多くの「普通やっていては恥ずかしい事」を気付かれる事なく行えたか。
素晴らしいの一言に尽きる。

これが僕のポンチョに対する便利な点の話である。
ただ、もう一つ何か挙げるとすれば、「ポンチョ着たガウチョがガスパチョ飲んでてほしいな」って思ったりする。
なんかずるいな、チョは。

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